基礎知識から成果をあげるコーチング技術まで。
経験豊かな講師が、あなたの即戦力を高めます。
2008年4月より施行された「特定健康診査・特定保健指導」。これからは管理栄養士、栄養士、保健師の方々にとって、この新しい制度への確かな知識と指導能力が必要とされるようになりました。言い換えれば、これからは、この制度への適応能力が職場での、また人材としての新しい資質、力として求められることになります。しかしながら、2,000万人とも言われる対象者・予備軍に比べ、厚労省が定めた研修の修了者は、まだ全国で8,000人ほどといわれています。つまり、これから必要とされる人材がまだまだ不足しているというのが現状です。 特定健診・保健指導研修 厚生労働省は、対象者・予備軍の15%削減を目標として、本制度を制定しました。それは、とりもなおさず医療関連施設のみならず多くの職域で、この能力が求められているといえます。
本講座は、生活習慣病への基本的な知識の習得のみならず、改善へのコーチングを含めた演習形式のカリキュラムに加え、それぞれ第一線でメタボ対策にあたる医療専門家、管理栄養士、コーチング等の講師陣により、これから必要とされる「即戦力としての対応力、支援力を備えた人材育成」を目的に、開校いたします。
テーマ・ねらい | 研修形式 (講義・演習) |
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挨拶・オリエンテーション 研修の意義・目的・心構え、日程説明などを行い、研修の全体像の理解を深める。 | |
特定保健指導の階層化について 保健指導において重要な対象者の階層化について、演習を付加して理解を深める。 | 講義・演習 |
メタボリックシンドロームの理解 メタボリックシンドロームのメカニズムを含めた基礎的な理解を深める。 | 講義 |
腹囲測定指導の理解 腹囲測定を行う場合、対象者が自己測定する場合の実際について理解する。 | 講義・演習 |
検診結果と身体変化・生活習慣の関連について 検診結果と身体状況の関連や、生活習慣の関連について因果関係等エビデンスに基づいた説明ができる。 | 講義 |
食生活に関する保健指導と評価(アルコールを含む) 食生活のアセスメント、食生活と身体状況、対象者の食生活の改善提案、実施状況の評価について学ぶ。飲酒習慣も含める。 | 講義 |
糖尿病の発症メカニズムとアプローチ手法 糖尿病の基礎知識や発症要因について最新情報を交え理解し、対象者のアプローチ手法について学ぶ。 | 講義 |
行動変容に関する理論 保健指導における行動科学的なアプローチについての基礎理論を学ぶ。 | 講義 |
保健指導を支えるカウンセリング技術 保健指導の場において初対面から実施に際して必要なカウンセリングスキルの基本を学ぶ。 | 講義 |
保健指導の実践について 生活改善につなげるためのアセスメント・行動計画の実践を学ぶ。 | 講義 |
身体活動・運動に関する保健指導 身体活動・運動と生活習慣病の関連が理解できる。身体活動・運動の量についてアセスメントし、対象者に適した指導ができる。 | 講義 |
コーチング 対象者に対する話の聞き方、質問の仕方をロールプレイを行う中でコーチングの技術を体得する。 | 講義 |
行動変容理論・コーチングを使った保健指導(1) 健診結果の説明と生活習慣の振り返り、動機付け、目標の策定、行動計画策定を行い初回面接指導を演習する。 | 講義・演習 |
行動変容理論・コーチングを使った保健指導(2) 支援A・支援B・6か月後の評価の練習を通じ保健指導を体験する。 | 講義・演習 |
医師、管理栄養士、保健師など、特定健診・特定保健指導に携わる方など
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NPO法人 学習支援センター TEL:03-6629-8522